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同行六人

私が暮らしてきた愛知県の知多半島には
知多四国霊場があります。
この知多半島真言密教が伝わったのは
弘仁五年、空海さまが三河から
海路で南知多町大井の聖崎へ来られ、
医王寺で護摩修法が行われたことからだそうです。
その後の文化六年、知多市にある妙楽寺十三世住職 亮山阿闍梨というお方が夢より弘法大師からお告げを受けたのが知多四国霊場の発端だと伝えられているそうです。その夢で弘法大師は二人の行者を使わすと告げ、そのお二人が岡田半蔵さまと武田安兵衛さまというお方でした。このお二人のおかげで
発願から十六年の歳月をかけ、知多四国霊場を開くことができたそうです。豊明市からはじまり、大府、東浦、阿久比、半田、武豊、南知多、美浜常滑、知多、東海市、名古屋と巡ります。
私の祖父母が眠るお寺もその霊場の中の一つです。
そして、生前
祖父はこの霊場をまわりたかったようです。
このブログのはじまりの不動明王さまから
弥勒菩薩さまは知多四国霊場であるお寺の本尊として
奉られておられる仏さまたちです。

知多四国霊場は様々な宗派が結集し
成り立っています。
神さまや仏さまの世界には国や宗教などの
区別などありません。
弘法大師の師である恵果さまが異国からやって来た者に奥義を授けたように。そして弘法大師も他の宗教を否定しなかったように。
ただ共通することは
彼らは
私たちが幸せに生きることを思い、
そのためにいつでも救いの手を差し出してくれているということです。

知多四国霊場は世界の見本となるべく
とても素敵なかたちの結晶なの
だと私は思います。

いつかこの素晴らしいお遍路を
亡き祖父母たち、
そして弘法さまと
共にまわれたらいいなと思っています。

知多四国霊場では次の世代へ弘法大師の心を伝えるため、巡拝される方に親しみを
込めて¨弘法さん¨と呼ぶそうです。
素敵です。

今日の柔らかなお日さまに
心より感謝いたします。

遍路 知多めぐり 改訂版

遍路 知多めぐり 改訂版