子供の心
いよいよ、あと少しでシティーハンター劇場版の公開ですね。
初めて知ったという方や、懐かしい方など
いろいろいらっしゃると思います。
そして、公開前に
漫画を読んだり、アニメを見たりと
みなさん、
それぞれに楽しんでいるのではないかと思いますが、(全人類がそうだと勝手に
仮定してるという妄想です。)
私はといいますと、
まず、当時の関連本を読み返したり、グッズを押し入れから出してきまして
それを眺めたり(こ、こわ)、どうしても冴羽さんを描きたくて、
描くのですが、描けないで今に至ります。
そうです。これは完全なるブログをさぼっていたことに対するいいわけであります。
(こらーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!)
しかし、最近はそんな暮らしをしています。(どんな暮らしか)そして、冴羽さんを描いています。(ひつこい)
しかし、うまく、形になりません。
当時も描けないまま終えてしまい、歳をとったからそろそろ描けるだろうと、また描いてみましたが
やはり無理でした。(当たり前だ。天才じゃあるまいし。ばかもの!)
しかし、私のこのひつこい性格。どうしても上手に描きたい衝動。
そして、私は私の中のルールを破ってしまったのです。
それは、”写すこと”
私の中の禁じ手をおかしてまでも冴羽さんを描きたかったのです。
背徳の中、私は冴羽さんを丁寧に形どりました。
ああ、これで、あの素敵な冴羽さんが目の前に現れてくれる!
が、現実には違っていたのであります。
なんと、写しても写したもののように素敵な冴羽さんに描けてないのです。
そんなはずはないと、何度も挑戦しますが
やはりだめです。
当時は漫画やアニメを普通に楽しんで素敵な作品だなあと見ておりましたが、
何十年を超えて、描き手側の素晴らしさを知ることができた瞬間でありました。
まず、冴羽さんの顔の輪郭につまずきます。
とてもきれいなラインでいて、ふっくらしすぎず、
それでいてこけすぎてはいけません。そして、すらーっとした鼻筋。
太くりりしい眉とのバランス。そして、そこに、命を宿す目。
描いていてわかったことがありました。
冴羽さんの目はとても優しくもあり、すごく悲しい目であったということでした。(作家さまたちすごいです)
私は何度も描き直しながらとてもせつなくなりました。
そして、もっと、上手に、写さないでも描きたいという思いがより増したのです。
ということで、只今、こつこつ練習中です。(今更?今更です。)
ふふふ、これは、今の私の仕事にはまったく接点がなく、会社からしたら何の役にも立たないことであります。しかし、私の中の純粋な部分がとても喜んでおります。
人生は意外に人からしたらたいしたことじゃない
小さいようなことたちの方が大切なのかもしれません。
(そのおかげで仕事もがんばれます。)
私がネットを検索する中で好きなテーマがいくつかありますが
そのひとつが絵を見事に上達させていかれた方々のものです。期間はさまざまですが
はじめは鉛筆描きだったものが、だんだんとデッサンと技術を習得されていき、デジタルで美しいイラストを描かれていく過程は素晴らしく、また私にも希望を与えてくれます。
私のこちらのブログにアップしたイラストは納得していないものもあります。そして、これからもあると思います。しかし、あえて描きなおしはしていません。本当は恥ずかしいのですが、いつの日かブログを読み返し
”うん、前よりは上達できたんじゃないの”
と自分でいえるくらいもっと素敵な絵を上手に描けるようにして、その過程をも楽しもうと思っております。
それには、やっぱり天才ではない私は”こつこつ”しかないのだと
つくづく思う今日この頃なのでありました。(遅い。気づくのに何十年かかってる?いや、うすうすはわかっていたのですが実際に行動できないでいましたの)
さあ、今時点の私のリョウたん。(和田アキ子様から拝借いたします。それはプロゴルファーの方ですって。すみません。)
果たして半年後、一年後、さらにその後と、どう変化していますか。挑戦です。(と言いつつ全く自信なし)しかし、ここはあの魔法の言葉を心に抱き。
できる。私はなんでもできるんだ。
思いを込めます。そして行います。
(これを思い込みと申します。)
ちなみにこちらは、わが家のコレクションの一つ。当時のアニメディアの切りぬきであります。
セル画は今度の映画のキャラクーデザインの高橋久美子様が描かれたものです。
何時見ても、かっこえーのう。(自分、最近ますますおじさん化しております。なんの告白か。)
そして、これは学生のころに連れて行ってくれた劇場版を観た帰りに、名古屋のアニメショップ(小さかったイメージ)で母に買ってもらいましたリョウたんのラミカードと、コミックバンチ創刊当時に出されたコンビニ版のコミックのプレゼントでいただきましたリョウたんのストラップであります。
裏には
あれからどれくらいたったのでしょう。
”俺を呼んだのは君だろ?”
はい!私もその一人であります!!!
29日に新宿で試写会があるそうですね。イベントのバイト募集がございましたが、
この容姿をさらせることなどできず(ぶよぶよの肉腹・・・・・)
新宿は私にはちと遠い場所ではありますが、この地からご成功をお祈りいたします。
もしかすると、TV放映で新作なんてありえるかもしれませんね。ふふ。
北条司様に
シティーハンターに携わるすべての方々に
心より感謝いたします。