約束の地

こちらは庭に生えてくれましたつくしです。お恥ずかしいのですが、この歳までつくしはスギナの胞子茎、そして、スギナが
栄養茎、つまり同じ植物だということを知りませんでした。スギナは去年から乾燥させ、お風呂に入れさせていただきましたが(皮膚によく、とても汗が出て温まります)、今年は少し、つくしもいただこうと今、袴をとり、水に浸しています。メニューは卵とじです。あの甘めに味をつけた卵の中のつくしのほろ苦さは今でも忘れられません。小学生以来なのでドキドキしています。
今、住まわせていただいています家は、まるで楽園のようです。日の光が一日中、家に当り、家族もニャンコちゃんたちも元気になりました。そして、つくしやスギナの恵み。それから、もう一つ。こちらには変わった方々も住んでいらっしゃるみたいです。
こちらは去年、家の駐車場で三度目に目撃した時、父が撮ったものです。すばしっこい方なので私が二度目に目撃した時、撮れたのはボヤけたものでしたので、ここまではっきりと写させてくれましたのには驚きました。

そして、もうひと方。この方のおかげさまで我が家に不穏な空気が流れた数日間、¨枯山水事件¨を体験する事になろうとは思いもしませんでした。(出た!だから大袈裟な( ´△`))
それは、ある日のことです。庭の砂利に筋が入ったようにぐるぐると線が引かれていたことに、はじまります。家族が誰か庭で草むしりか何かしたかとお互いに聞きあいますが、家族全員何もしていないと言います。
風が強かったからかなぁ。と、その日は砂利をならし何事もなかったように過ぎました。ところが、次の日です。ならしたはずの砂利にまた筋のような線があちこちにぐるぐるとあるのです。
これには、さすがに誰かが夜中に庭に入って、いたずらをしているのではないのか?
家族中、疑心暗鬼で一杯になってしまいます。それでもそれなら物音がするだろうし・・・腑には落ちませんでしたが、その日も砂利をならし、やり過ごしました。そして、次の日です。ようやく、この庭中につけられた筋の点と線が繋がったのです。(線だけに・・・下手!(´Д`))
気を取り直しまして、その日、私はお天気がよかったので、朝から足ふきマットを物干し竿に干そうと、庭に出た時でした。砂利が一瞬、かすかに動いたように見えたのです。まさか。いえ、そのまさかなのです。ぼーぜんと立ち尽くす私の前に筋の線が自動にどんどんと引かれて行くのです。まるで海を泳ぐジョーズのように。チャリチャリと小さい砂利の音をたてながら、あっという間に目の前に広がる砂利に縦横無尽の筋の線が入っていきます。そして、しばらくしてようやくその方が姿を現してくれたのです。
こちらは今月のはじめの頃にこれまた父が撮ったものです。
もぐらさんです( ´∀`)
毛がもふもふでかわいいのです。
人様を疑うという浅はかな自分たちに反省をするとともに、素敵な自然の恵みをいただき、素敵な方々とともに住まわせていただけることに心より感謝いたします。
https://itunes.apple.com/jp/album/shangri-la/id569954608?i=569954629&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
https://youtu.be/xLpmamPPCFY