天に舞う

膝を容れるほどの狭い居所でも
心は天空に遊び真の安楽あり

こちらは長年、中日新聞の運勢のコーナーを担当なされておられました
松雲庵主さまのお言葉でごさいます
このコーナーには毎日、十二支ごとに
その運勢が書かれて
このお言葉もその中からのものでございます
はじめの頃の私は、ただ今日はどんな運勢なのか
それだけを目的に、自分の干支に目を通すだけでした
ところが、短い文の中で繰り広げられる
自然の美しさ、素晴らしさを織り交ぜながら人としての在り方を
時には厳しく
時にはユーモアに
しかし、
そこには必ず
生きとし生けるものたちの心に寄り添う
優しい眼差しが感じられるお言葉に
感動し、
自分の干支を見るだけでは
もったいないと思い、
すべての干支に目を通すようになっていました

松雲庵主さまは天にお戻りになられましたが その素晴らしいお言葉は
私の心の道しるべとなり
私を助けてくれています

そして、私もいつの日かこの方のような
素晴らしいお言葉や文が書けれるように
なりたいと思います

文だけではありません
絵もです
なぜ文と絵なのか
それは私が心から¨好きだから¨です
もっと言ってしまうと
好きなものはもっとあります!!!
その事にようやく気づくことが
できました

ですので只今
いろいろなことの修行中でございます
一歩一歩進んだり
また戻ったり

そして人としても
まだまだ修行がたりません

まるで
地を這いつくばっているかのような時も
あります

しかし、もう
へこたれません

なぜなら
私には
まだ
何でもできるこの体が
心があるからです

今日も生かしてくれることに
感謝いたします
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松雲庵主さま
素晴らしいお言葉に
心より
感謝いたします

きっと
今日も皆さまの
美しい夢たちが
天に舞い上がっていることでしょう